誤嚥性肺炎をもっと詳しく

食道と気管の図.jpg 誤嚥性肺炎の起こり方は、口の中で分泌される唾液や

痰、食べ物が直接気管の中に入り込むことで、口のにあ

る細菌が肺まで到達して炎症を引き起こします。 通常は

食事中に誤って食べ物や飲み物が食道ではなく 気管に

入り込んだり、嘔吐に伴って胃の内容物が肺に入 り込む

「化学的肺炎」と、もうひとつは寝ている間など不顕性に

細菌を含んだ唾液や胃液が気管に流れ込む「細 菌性肺

炎」があります。高齢者は嚥下反射、咳反射の低下によ

り異物を排除する力が低くなっているため、異物が気管

に入りやすく、さらに抵抗力や免疫力の低下から、誤嚥性肺炎になりやすいと言われていま

す。また脳梗塞などの脳血管障害がある場合も、誤嚥が起こりやすいと言われています。


下の図にある喉頭蓋(こうとうがい)は食道か気道かどちらか一方が開いたり閉じたりする 仕組みになっています。飲食物を食道に嚥下したり、空気を気道に呼気・吸気する、いわば 体内に物質を取り込む分岐点の役割を果たしているのです。このふたの動きが正常でなくな ると細菌を含んだ唾液や食べ物、逆流した胃内容物が気管に入ってしまいます。正常であれば咳反射により咳が出て誤嚥物は外に出されるのですが、咳反射が弱いと気管に吸込まれてしまいます。

息をするとき.jpg                 食べるとき.jpg

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